☆ 平成23年度 昌平幼稚園要覧 ☆
1 学校・地域の特色
本園は秋葉原の商業地域に位置し、地域行事の盛んな土地柄である。また、昌平童夢
館という複合施設の中にあり、小学生や未就園児など、施設を活用する様々な人と触れ
合う機会が多い。幼稚園では少人数の良さを生かしたティーム保育を日常的に行い、温
かで家庭的な雰囲気をつくっている。園内は幼児の活動の広がりに応じて保育室とホー
ルを一体化して使うことのできる可動式の壁や、様々な生き物が生息する自然環境を整
えた園庭を備え、幼児の望ましい活動を促す施設環境となっている。また、保護者や地
域の人々は幼稚園に対してきわめて協力的であり、保護者同士のかかわりも多い。
2 教育目標
(1)幼稚園の教育目標
温かく家庭的な雰囲気の中で、生命尊重と人権尊重の精神を基に、心豊かで主体的に
生きる力をもった幼児の育成を目指し、次の教育目標を設定する。
○自分で考える子(いろいろなことに興味をもち、自分なりに考えて取り組む子)
○仲よく遊ぶ子 (友達のよさや考えを受け入れ合いながら、仲良く遊ぶ子)
○明るく元気な子(明るくのびのびと自分の力を発揮する元気な子)
(2)幼稚園の教育目標を達成するための基本方針
幼児が、身近な自然環境に意欲的にかかわり、多様な感動体験を通して豊かな学びが
得られるようにするとともに、たくましく生きるための健康・体力を養う経験ができ
るよう、小学校や保護者、地域等のすべての教育力を活用した"チーム昌平"の合言葉
の下、以下の方針に基づき教育活動を展開する。
◎身近な環境への探究心や豊かな感性を育んだり、体を動かすことを楽しむ幼児の育
成を図ったりするために、工夫や創意を重ねて作り上げてきた園庭や屋内プールな
ど充実した施設・設備を活用した教育を行う。
◎小学校と滑らかに接続し、幼稚園・小学校9年間を通した教育活動を推進するため
に、年間計画に基づいた交流活動や子ども理解を深める情報交換を計画的に行う。
また、同年齢の交流を促進するために、近隣の保育園との交流活動の可能性を探る。
○一人ひとりのよさを伸ばし、十分力を発揮することのできる教育活動を推進するた
めに、少人数園ならではの特色を生かし、全教職員で全幼児を協働して指導する。
○幼児の経験を広げ、人とかかわる力を育むために、家庭や地域に積極的に情報を発
信したり教育活動への参画を依頼したりするなど、すべての教育力を活用した開か
れた園経営を推進する。
○幼児の実態や地域のニーズにより合った教育活動を推進するために、学校評価を活
用して、常に教育課程の工夫・改善を行う。
3 指導の重点
(1)教育課程編成、実施にかかわる指導の重点
◎幼児が発達に応じた技能を身に付けながら思考力を高め、主体的に遊びを展開して
いく力を培うよう、幼児の経験を広げる教材や遊び・活動を計画的に提示し実践す
る。また、工事に伴う生活空間の縮小により、幼児の意欲や遊びの質が低下しない
よう、遊具に精選を行ったり場の活用方法を工夫したりする。(環境・言葉・表現)
◎人とかかわる力を育み、集団の中での刺激を受けながら興味・関心・知的好奇心を
高めたり、規範意識や道徳性の芽生えを培ったりする。そのために、学級での安定
した生活を基盤としながら、異年齢の幼児との交流を意図的に設定したり、併設小
学校との互恵性のある交流を計画的に実施したりする。(人間関係・言葉・表現)
○収穫の喜びを味わい、食べ物の大切さや食することに感謝する気持ちを培ったり、
身近な自然に探究心をもってかかわり豊かな感性を養ったりするために、稲作、野
菜栽培、園庭の木の実の成長・変化の様子に気付くなどの体験を大切にした教育を
実践する。(健康・環境)
○進んで体を動かし、楽しさを味わう幼児を育成するために、発達に応じた運動遊び
を意図的・計画的に取り入れる。(健康)
○のびのびと表現し自己を発揮したり最後までやり遂げたりする力を育むために、一
人ひとりのよさを生かしたり発達に応じためあてや目的がもてるような取り組みを
実践する。(人間関係・表現)
(2)環境の構成
◎主体的に遊びや生活を展開し、自己発揮したり協同的な遊びを進めたりすることが
できるよう、ホールの有効な活用(ごっこ遊び・運動遊び など)や壁を取り払っ
たオープンスペースの設定など、時期や活動に応じた環境の構成を工夫する。
◎様々な刺激を受け、経験や人間関係を広げていくために、異年齢集団の構成・小学
校との交流活動・地域やボランティアの方との交流を意図的・計画的に行う。
○自然環境への興味・関心を高め、より多くの感動体験を味わえるようにするために、
保護者や地域、ボランティアの方々と連携してより豊かな園庭の環境づくりを進め
る。
○喜んで身体を動かして遊ぶ幼児を育てるために、発達に即した運動遊具を用意した
り、ホールや園庭など限られた広さを活用してできる運動遊び・天候に左右させず
に使用することができる屋上校庭や体育館など、施設の有効な活用を工夫したりす
る。また、保護者や警察に協力を得ながら、近隣の公園を意図的、計画的に活用す る。
○図書に親しみ、心を落ち着けたり知的好奇心を満足したりすることができるよう、
図書館司書と連携し、図書コーナーの環境整備や図書の充実を図る。また、読み聞
かせ会などを計画的に実施する。
(3)その他
○子育て支援の一環として行われる幼稚園施設改修工事に対する保護者の理解を得る
とともに保育の質を維持するために、童夢館全体の施設・設備を活用したり、園内
の安全対策に努めたりする。
○小学校への円滑な移行・接続を図るために、年間計画に基づいた交流活動を実施す
るとともに、小学校と幼稚園間で、就学児に関する情報の共有を行う。
○地域に見守られながら、幼児の安全な生活を保障するために、保護者や地域と連携
し、次のことを実施する。
・挨拶の日常化 ・登降園時の腕章の携帯 ・見守り隊の活用(芳林公園活用時等)
○屋内プールを活用し、幼児が水に親しみ健康な体づくりに取り組めるよう、プール
指導員と連携し、活動内容の充実を図る。
○幼児が健康な体づくりに取り組めるよう、プール指導員や運動遊びの指導員と連携
し、プール遊びや運動遊びの充実を図る。
○巡回相談員やスクールカウンセラーと連携して、全職員で幼児の情報を共有し、多
面的に幼児を理解することで、一人ひとりのよさを十分に発揮できるようにする。
○本年度の研究主題 「環境を生かして遊びを創り出す幼児の育成」
4 一日の時間
○ 3歳児 4月 8:50〜11:30 5〜3月 8:50〜13:30
4歳児 4〜3月 8:50〜13:30
5歳児 4〜3月 8:50〜13:30
・保護者の希望に応じた保育
『昌平こどもクラブ』 月〜金 13:30〜16:30
・『昌平こどもクラブ』は、子育て支援の一環として教育課程外の時間に保護者
の要請により実施している。
月・木曜日は同じ施設内の神田児童館で遊び、児童館との連携を図っている。
5 年間行事計画 スケジュールは行事案内ページをご覧ください
◇ 毎月の行事 避難訓練・安全指導・防犯訓練・誕生会・
昌平タイム・発育測定・国際教育
・同じ施設の中にある昌平小学校と合同の行事として、運動会や音楽会、展覧会を
行っている。また、月に1度行う避難訓練や防犯訓練などを児童館や小学校と合
同で実施し連携を深めている。
・上記の行事以外に、屋内プールでの水遊びを年間を通して実施している。

昌平幼稚園 沿革
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| 平成 5(1993). 4. 1 |
学校設置条例の改正に伴い、区立淡路幼稚園と芳林幼稚園を統合し、
東京都千代田区立昌平幼稚園となる
(校舎建替えにつき、旧淡路幼稚園舎を使用) |
| 平成 5(1993).11.21 |
園章・園旗を制定し、 開園記念日とする
園章・園旗制定記念学芸会開催 |
| 平成 6(1994). 2. 1 |
園歌制定 |
| 平成 7(1995). 7. 4 |
児童・生徒健全育成推進協議会で事例を発表 |
| 平成 7(1995).11. 2 |
千代田区保育研究会「豊かな心をもち、進んで生活する幼児の育成を目指して」公開保育並びに研究協議会 |
| 平成 8(1996). 9.28 |
新園舎落成式 |
| 平成 8(1996). 9.30 |
新園舎保育開始 |
| 平成 9(1997). 4. 1 |
専任園長就任 |
| 平成12(2000).12. 8 |
千代田区教育委員会研究協力園研究発表
「こころが躍る!からだが弾む!」
−幼児の発見・発想を支える教師の指導− |
| 平成15(2003). 4. 1 |
兼任園長就任 |
| 平成15(2003).11.20 |
創立10周年を祝う会挙行 |
| 平成16(2004). 4. 1 |
学校活性化支援事業
「ビオトープを造ろう!自然と共存する夢の幼稚園」稲作開始 |
| 平成16(2004). 8.24 |
ISO14001認証取得 |
| 平成17(2005).12.19 |
「ソニー教育支援プログラム」努力園受賞 |
| 平成18(2006).10.31 |
千代田区教育委員会研究協力園研究発表
「豊かな学びを促す指導の在り方」−小さな自然の生かし方− |
| 平成20(2008). 2.10 |
「全国学校ビオトープコンクール2007」銀賞受賞 |
| 平成22(2010). 6.30 |
千代田エコシステム(CES)取得 |

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